平成24年第1回 3月定例会 平成24年第1回
丸亀市議会3月
定例会継続会会議録 平成24年3月22日(木) 午前10時 ─────────────── 出席議員 27名 1番 横 田 隼 人 君
│ 15番 尾 崎 淳 一 郎 君 2番 松 永 恭 二 君
│ 16番 松 浦 正 武 君 3番 多 田 光 廣 君
│ 17番 横 川 重 行 君 4番 福 部 正 人 君
│ 18番 小 野 健 一 君 5番 内 田 俊 英 君
│ 19番 高 木 新 仁 君 6番 藤 田 伸 二 君
│ 20番 長 友 安 広 君 7番 加 藤 正 員 君
│ 21番 三 谷 節 三 君 8番 山 本 直 久 君
│ 22番 高 木 康 光 君 9番 小 橋 清 信 君
│ 23番 岡 田 健 悟 君 10番 浜 西 和 夫 君
│ 24番 国 方 功 夫 君 11番 吉 本 一 幸 君
│ 25番 片 山 圭 之 君 12番 大 前 誠 治 君
│ 26番 三 木 ま り 君 13番 三 宅 真 弓 君
│ 27番 倉 本 清 一 君 14番 中 谷 真 裕 美 君
│ ─────────────── 欠席議員 なし ─────────────── 説明のため出席した者市長 新 井 哲 二 君
│ 産業文化部長 山 田 哲 也 君副市長 宮 川 明 広 君
│ 競艇事業部長 山 岡 義 國 君教育長 岩 根 新太郎 君
│ 会計管理者 前 田 博 司 君総務部長 徳 田 善 紀 君
│ 上下水道部長 増 田 康 信 君
企画財政部長 大 林 諭 君
│ 消防長 苗 田 正 君
健康福祉部長 宮 崎 弘 俊 君
│ 教育部長 宮 武 正 治 君
生活環境部長 笠 井 建 一 君
│ 秘書広報課長 大 西 眞 君
都市整備部長 松 浦 潔 君
│ 財政課長 横 田 拓 也 君 ───────────────
事務局職員出席者事務局長 山 本 一 清 君 │ 主査 二 宮 卓 也 君次長 佐 藤 守 君 │ 主任 江 渕 貴 彦 君議事・調査担当長 渡 辺 研 介 君 │ ─────────────── 議事日程第1
会議録署名議員の指名第2 議案第19号から議案第45号まで 議案第19号 平成24年度丸亀市
一般会計予算 議案第20号 平成24年度丸亀市
国民健康保険特別会計予算 議案第21号 平成24年度丸亀市
国民健康保険診療所特別会計予算 議案第22号 平成24年度丸亀市
公共下水道特別会計予算 議案第23号 平成24年度丸亀市
農業集落排水特別会計予算 議案第24号 平成24年度丸亀市
駐車場特別会計予算 議案第25号 平成24年度丸亀市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第26号 平成24年度丸亀市
介護保険特別会計予算 議案第27号 平成24年度丸亀市
介護保険サービス事業特別会計予算 議案第28号 平成24年度丸亀市
水道事業会計予算 議案第29号 平成24年度丸亀市
競艇事業会計予算 議案第30号
丸亀市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例及び丸亀市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 議案第31号 丸亀市
市民福祉年金条例の一部改正について 議案第32号 丸亀市
市民福祉医療費助成条例の一部改正について 議案第33号 丸亀市
保育所条例の一部改正について 議案第34号 丸亀市
介護保険条例の一部改正について 議案第35号 丸亀市
駐車場条例の一部改正について 議案第36号 丸亀市
市営住宅設置及び管理条例の一部改正について 議案第37号 丸亀市
水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準を定める条例の制定について 議案第38号 丸亀市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について 議案第39号 丸亀市
手数料条例の一部改正について 議案第40号 丸亀市
放課後留守家庭児童会条例の一部改正について 議案第41号
丸亀市立図書館条例の一部改正について 議案第42号 善通寺市との
定住自立圏形成協定の締結について 議案第43号 琴平町との
定住自立圏形成協定の締結について 議案第44号 多度津町との
定住自立圏形成協定の締結について 議案第45号 まんのう町との
定住自立圏形成協定の締結について第3 議案第46号 平成23年度丸亀市
一般会計補正予算(第5号)第4
委員会提出議案第1号
丸亀市議会基本条例の制定について第5
議員提出議案第1号
丸亀市議会会議規則の一部改正について第6 議員派遣第1号 議員派遣について ─────────────── 本日の会議に付した事件日程第1
会議録署名議員の指名日程第2 議案第19号から議案第45号まで日程第3 議案第46号日程第4
委員会提出議案第1号日程第5
議員提出議案第1号日程第6 議員派遣第1号 ─────────────── 会 議 〔午前10時00分 開議〕
○議長(横田隼人君) おはようございます。 ただいまから平成24年第1回
丸亀市議会3月
定例会継続会を開会いたします。 本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 本日の会議を開きます。 日程に先立ち、一言御報告申し上げます。 議案第19号、議案第28号及び議案第37号中、一部記載の誤りがあり、理事者からの申し出により
当該常任委員会においてその旨了承の上、訂正後の書類によって審査いたしましたので、議員各位の御了解をいただき、既に配付してある正誤表により御訂正方お願いいたします。 これより日程に入ります。
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△日程第1
会議録署名議員の指名
○議長(横田隼人君) 日程第1、
会議録署名議員を指名いたします。
会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、10番浜西和夫君、11番吉本一幸君を指名いたします。
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△日程第2 議案第19号から議案第45号まで
○議長(横田隼人君) 日程第2、議案第19号から議案第45号までを一括議題といたします。 一括上程各案につきましては、去る3月9日の本会議において所管の各
常任委員会に付託いたしましたが、既に関係各委員長から
付託議案審査の終了した旨報告が参っておりますので、この際各
常任委員長から
委員会審査の結果を御報告願います。 報告は、
教育民生委員会、
都市経済委員会、
生活環境委員会、
総務委員会の順序でお願いいたします。 6番
教育民生委員長 藤田伸二君。 〔6番(藤田伸二君)登壇〕
◆6番(藤田伸二君) ただいまから
教育民生委員会における議案審査の経過並びに結果について御報告いたします。 去る3月9日の本会議において当委員会に付託されました議案は、議案第19号外8議案であります。審査は、3月12日午前9時から
全員協議会室において、
教育委員会、
健康福祉部の順で行われました。 以下、審査の経過並びに結果について御報告いたします。 最初に、
教育委員会に関係する3議案について、まず理事者から議案第19号「平成24年度丸亀市
一般会計予算」の第2
表債務負担行為中、数字の誤りについて訂正の申し出がありましたので、それを了承し、審査しました。理事者から説明を受けた後、委員より次のとおり質疑がありました。 1. 2
学期制検証委員会の答申を受け、
教育委員会でどのように議論していくのか。また、議会への報告はいつの段階か。 1
. 教育研究所職員が行革の一環で兼任職員だけとなっているが、
小中一貫教育の推進など重要な業務を担当していることからも専任職員を配置する考えはないのか。 1
. 教育委員会部門における派遣職員の人数について。 1
. 小学校でのいじめや不登校対策として実施している
カウンセラー派遣の具体的な実施方法について。 1. 小・中学校の施設の耐震化率及び避難訓練の実施状況について。 1. 小・中学校の施設の
防水対策工事は定期的に実施しているのか。 1. 小・中学校での
エアコン使用による電気料金はどの程度見込んでいるのか。 1. 地元の中学校に部活動がないため、校区外の中学校へ進学する生徒がいる現状に今後どう対応していく考えか。 1
. 中学校で武道が必修となるが、それぞれの学校でどの種目を取り入れるのか。また、指導者の状況について。 1
. クラブ活動において、
スポーツ選手の育成に主眼を置いた取り組みはしているのか。 1
. 中学生の自転車走行時の交通マナーやルールはどのように指導しているのか。また、住民からの苦情への対応について。 1
. 経済的理由により入学金の支払いが困難な者に対する貸付事業の対象者及び貸付実績について。また、そういった状況と進学率の関連性を調査しているのか。 1. 小・中学校の
給食パート賃金が前年度に比べてふえている理由について。 1
. 学校用務員と
給食パートの業務のあり方を見直す必要性について。 1. 小・中学校の
浄化槽保守点検委託料と
清掃管理委託料の内容及び業者選定の手続について。 1
. 教職員が学校で使用するパソコンの配備状況について。 1
. 教職員は県の職員であるにもかかわらず、教職員の成人病健診委託料を市が負担する理由について。 1. 自殺の低年齢化が問題になっているが、小・中学校での自殺防止に向けた取り組みについて。 1
. 幼稚園に入園する児童数が前年度に比べて減少している理由について、預かり保育制度の廃止が関係しているのか。 1
. 幼稚園教諭の正規と非正規の人数について。また、正規率は前年度に比べて改善しているのか。 1
. 幼稚園の耐震状況と今後の
施設整備計画について。完全給食を実施できるのはいつごろになる予定か。 1. 青い鳥教室の指導員の体制について。また、要望が強い4年生以降の児童についてはどう対応していく考えか。 1
. 少年育成センターが設置しているSOS看板の現状及び事業の成果について。 1
. 青少年健全育成推進協議会への市からの補助金の内容について。これは、複数の団体への補助金を統合したものか。 1
. 学校図書館へ配置する指導員の体制は前年度と比べてどのようになっているか。 1
. 綾歌図書館窓口業務を平成24年度から業務委託することで予算がふえているが、その理由について。また、
図書館協議会は直営が望ましいとしているが、なぜ直営にしないのか。 1
. セカンドブック事業の内容について。今後対象を小学生へと拡充する考えはあるのか。 1
. 丸亀城の整備計画について。また、石垣の除草は
文化財保護担当ではなく、公園担当が所管したほうがいいのではないのか。 1. 丸亀の
文化財冊子作成事業の内容及び完成年度について。 1
. アレルギー対応給食に対する考え方と実施に向けた平成24年度の具体的な計画について。 1
. 米飯給食の推進に向けた今後の取り組みについて。 1
. 給食配送補助員が平成24年度から減員されるが、安全性は確保されているのか。 1
. 学校給食センター調理業務委託は3年の契約期間だが、2年目の委託料が初年度に比べてふえている理由について。また、次回契約に際しての考え方について。 1. 民間委託している中央及び
飯山学校給食センターにおける従事員の職場への定着率について。 1
. 学校給食や食育での糖尿病に対する指導や献立をどのように考えているのか。 1. 原発問題から食の安全性が危惧されているが、安全な給食を提供するため食材の検査に対する考え方について。 1
. 図書館協議会の委員に公募により選任した者を加えるが、体制はどうなるのか。 1
. 図書館協議会の開催回数及び
事業計画等の諮問状況について。 以上であります。 また、次のような要望がありました。 1
. 給食パートと
学校用務員のあり方については、
教育委員会だけでなく市長部局とも連携し、行革の観点から積極的に見直しに取り組んでいただきたい。 1
. 幼稚園教諭は非正規の割合が高く、また50歳以上の職員が非常に多いことから、職員採用に当たる市長部局においては将来的に正規率と年齢構成の改善に努めていただきたい。 1
. 学校給食のあり方については、
アレルギー体質の子供がふえていることからも、単独校方式も含めて幅広い選択肢の中から検討していただきたい。 1
. 学校給食調理業務を委託することは、次はどの業者が落札するかわからないことなど、給食の質を守るための継続性や安定性に問題があることから、次回契約までに最善の方法を検討していただきたい。 以上であります。 続いて、討論に入りました。 2委員より反対討論がありました。 1委員から、議案第19号のうち、
給食配送補助員の削減部分について安全性に問題があること、また
綾歌図書館窓口等運営業務委託料について
図書館協議会の答申では直営が望ましいとしており、一貫性がないことから反対するとの討論がありました。 また、別の委員から、議案第19号のうち、
給食配送補助員の削減には問題があること、また幼稚園費について正規と非正規の職員割合の改善が進んでいないこと、また
学校給食センター調理等業務委託料について自校方式が望ましいことから反対するとの討論がありました。 したがって、挙手採決を行った結果、賛成多数で
教育委員会に関係する3議案について原案のとおり承認することに決定しました。 続いて、
健康福祉部に関係する7議案について審査いたしました。理事者から説明を受けた後、委員より次のとおり質疑がありました。 1
. 市民後見人の養成のため、どういった事業をしていくのか。 1
. 乳幼児医療給付費及び
児童扶養手当給付費の昨年度の実績について。 1
. 子どものための手当の予算額の積算根拠について。 1
. 公立保育所の正規と臨時職員の人数について。また、前年度と比べて
正規職員比率はどの程度改善しているのか。 1
. 待機児童の実態と解消に向けての考え方について。 1
. 保育士の確保には就労環境や労働条件の改善が喫緊の課題だが、改善に取り組む考えについて。 1
. 公立保育所の正規職員の
年休取得状況について。 1
. 公立保育所の非正規職員の最も長い勤続年数について。また、非正規職員は1年の雇用契約であるにもかかわらず、異動する人がいるが、その必要性はどこにあるのか。また、非正規職員からどういった
処遇改善要望が出ているのか。 1. 市から
社会福祉協議会に派遣される保育士の給料はどの予算費目から支出されるのか。 1. 4月から民営化されるしおや保育所における年齢別の子供の
受け入れ人数と保育士などの職員数について。また、国の配置基準はどうなっているのか。 1. 新しおや保育所で勤務する保育士のうち、それまで塩屋あるいは
塩屋北保育所で勤務していた人は何人いるのか。 1
. 子供たちが塩屋、
塩屋北保育所から新しおや保育所にかわることによる環境の変化に対してどのようにケアしていくのか。 1. しおや保育所の通園路となる西汐入川の安全対策に問題はないのか。 1
. 私立保育園運営補助金の内訳について。また、そのうち
障害児保育の加配と民営化に伴う補助は市の要綱に定めのない補助金だが、今後要綱に明記する考えはないのか。 1
. 私立保育園運営費は平成23年度補正予算で大幅に減額したが、平成24年度予算は問題ないのか。 1. 病児・病後児保育の対象年齢や利用条件について。また、実施に際し、要綱などを作成する予定はあるのか。 1. 病児・病後児保育の
受け入れ先病院の職員体制と1日
当たり受け入れ可能人数について。また、利用料が低所得者にとって負担にならないよう減免制度を設ける考えはあるのか。 1. 病児・病後児保育を4月から実施するとなると市民への周知期間がほとんどないが、周知方法について。 1
. 保育所の耐震状況及び地震を想定した避難訓練の実施状況について。 1
. 生活保護費の不正受給が社会問題となっているが、その
チェック体制について。 1
. 孤独死を防ぐための
取り組み状況について。 1
. 予防接種を受けて体に異変が起きる事例もあるが、接種の際の基準や考え方について。また、費用の自己負担はあるのか。 1
. 各種健康診査の内容及び実施方法について。 1
. 食生活改善推進事業の具体的な内容について。 1
. 医療費抑制につなげるため、食生活の改善や健康診査をもっと充実させていく考えについて。 1
. 病院群輪番制病院事業補助金が前年度に比べて大幅にふえているが、その内容及び理由について。 1
. 母子保健事業の中の健診等の
委託料予算のうち前年度と同額のものがあるが、事業内容にかわりはないのか。 1
. 介護保険料の普通徴収分の未納状況について。また、長期間保険料を納めていない場合、サービスの利用はどうなるのか。 1
. 介護保険の保険料や
介護サービス利用料の免除に対する考え方について。 1
. 高齢者相談窓口の充実を図るために開設するブランチに係る委託料の具体的な内容について。 1. 市の南部地域にも
地域包括支援センターを設置し、
社会福祉協議会へ委託することについてどう考えるのか。 1
. 遺児年金が廃止されるが、これまで遺児年金を受けていた方にとってそれにかわる支援策はあるのか。 1
. こども医療費助成制度の県内の他の自治体の状況について。また、助成対象の拡充を入院費だけとする理由と助成方法を償還払いとする理由について。 1
. 乳幼児医療費助成を拡充する条例の改正議案の施行日が8月1日となっているが、なぜ4月1日から施行できないのか。 1
. 乳幼児医療費助成の拡充策として新たに設ける
こども医療費に係る利用人数や金額を試算しているのか。 以上であります。 また、次のとおり要望がありました。 1. 女性の就労が今後ますますふえ、保育所への入所希望も今以上にふえることが想定されるため、特に低年齢児の
受け入れ態勢を充実していただきたい。 1
. 私立保育園が国の配置基準を超えて保育士を加配する場合に市が補助金を出すことについて、ぜひ制度化することを考えていただきたい。 1
. 生活保護申請時の資産等の審査には時間を要する場合もあるが、
生活困窮者に対しては迅速に保護の開始を決定していただきたい。 1
. 介護保険料の減免制度の導入については、他市の状況も調査した上でぜひ検討していただきたい。 以上であります。 質疑終了後、1委員から、議案第32号「丸亀市
市民福祉医療費助成条例の一部改正について」中、附則第2項に定める適用年月日について8月1日を4月1日に改める旨の修正案が提出されました。したがって、議案第32号は、他の議案と分離して討論、採決を行うことといたしました。 まず、議案第32号について討論に入りましたが、原案、修正案に対する討論はなく、採決の結果、修正案及び修正部分を除く原案を全員一致で承認することに決定しました。 その後、議案第32号を除く6議案について討論に入りました。 1委員から、議案第19号のうち、しおや保育所に関係する予算について、民営化にはまだ保護者の理解と納得が得られていないこと、また議案第31号について、
ひとり親家庭に対する支援は充実されるべきであるにもかかわらず、代替施策がないまま遺児年金を廃止することには納得できないこと、また議案第34号について、
介護保険料の見直しにより値上げとなっており、低所得者にとって負担が大きいことから反対するとの討論がありました。 また、別の委員から、議案第19号のうちしおや保育所に関係する予算について、民営化に反対する署名が多数提出されており、保護者の理解を得られていないと判断していることから反対するとの討論がありました。 したがって、挙手採決を行った結果、賛成多数で
健康福祉部に関係する議案第32号を除く6議案について原案のとおり承認することに決定しました。 以上で
教育民生委員会における議案審査についての報告を終わります。
○議長(横田隼人君) 3番
都市経済委員長 多田光廣君。 〔3番(多田光廣君)登壇〕
◆3番(多田光廣君) ただいまから
都市経済委員会における議案審査の経過並びに結果について御報告いたします。 去る3月9日の本会議において当委員会に付託されました議案は、議案第19号「平成24年度丸亀市
一般会計予算」中の関係部分外4議案であります。審査は、3月13日午前9時から
全員協議会室において、消防本部、
都市整備部、
産業文化部及び
農業委員会の順で行われ、いずれも原案のとおり承認いたしましたことを、まず御報告申し上げます。 以下、審査の順を追って、その経過並びに結果について御報告いたします。 最初に、消防本部に関係する2議案について審査いたしました。理事者から説明を受けた後、各委員より次のとおり質疑がありました。 1. 120人分の給料が計上されているが、消防力を考えた場合、職員数はこの人数で適切か。 1
. 電気使用量デマンド監理業務委託料について、この業務委託の目的は何か。また、どのような業務を委託するのか。 1
. 消防吏員研修委託料について、どのような項目に力を注いでいるのか。また、金額的に足りているのか。 1
. 消防団員が高齢化する中、さらには団員の交代が厳しい状況の中、団員の育成は重要であるが、
消防団員研修委託料は2万5,000円でやり切れているのか。 1
. 職員初動訓練委託料は、どのような目的で行う事業なのか。 1
. 風水害ボランティア保険料について、前年度より金額が少しふえているが、これはどのような
ボランティアをどういう人が行っているのか。また、これまでにこの保険料が使用されたことはあるのか。 1
. 消防団員出動報酬について、金額が前年度の約2倍になっているが、どういう理由か。 1. 非常食と保存水は、それぞれどういうものをどれくらい購入するのか。また、どこに保存するのか。 1
. 消防団の
消防ポンプ自動車購入費について、昨年と同型の
ポンプ自動車を購入すると思われるが、
予算計上額が前年度より少なくなっているのはなぜか。 1
. 消防本部の
消防ポンプ自動車購入費について、今回はどういう内容のものを購入するのか。 1
. 自主防災力強化事業について、
自主防災組織に対してどういう基準で支援していくのか。 1
. 洪水ハザードマップ修正業務委託料について、どこを修正しようとするのか。 1
. 液状化に対し、消防本部としてどのように考えるのか。 1. 市職員が職場から自宅まで帰る
避難経路確認の訓練は実施しないのか。 1
. 災害発生時にコンビニが食料品等の物資を支給するというニュースを見たが、本市にはこのような計画があるのか。 1
. 東日本大震災の教訓からも、津波のおそれがある海に近い北側の幼稚園、保育所、学校などでは避難の方法を考えておかなければならないと思うが、防災訓練についてどのように考えているのか。 以上であります。 また、各委員より次のとおり要望がありました。 1
. 自主防災力強化事業については、各
自主防災組織支援のための予算配分についても一定の規定をつくらなければならないと思うが、事業実施に当たっては各
自主防災組織の意見、要望を十分聞くようにしていただきたい。 1
. 災害発生時、子供たちには指示が必要だと思うので、指示がスムーズに流れるよう津波が来ることを想定した避難の方法についても考え、訓練に盛り込んでいただきたい。 1. これまでの風水害の経験に基づき、警戒準備等をしていると思うが、関係者への周知、訓練のあり方も大変重要な課題である。情報取得次第、関係者へわかりやすい情報提供ができるよう訓練を強化していただきたい。 以上であります。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、消防本部に関係する2議案につきましては原案のとおり承認いたしました。 次に、
都市整備部に関係する4議案を審査いたしました。理事者から説明を受けた後、各委員より次のとおり質疑がありました。 1. 漁港長寿命化計画策定事業はどのようなところに着眼点、目的を持っているのか。また、想定される課題は何か。 1. 建設課の時間外勤務手当が前年度より増加している理由は何か。 1. 防犯灯LED化事業の進捗状況及び今年度の予定について。また、最終到達年度については、どの程度のところに目標を置いて取り組んでいるのか。 1. 駅前広場の管理は、どこをどのような団体がしているのか。 1. 駅前の自転車やごみはどこまで管理してもらえるのか。また、駅前の整備についてはどのように考えているのか。 1. 歩道、自転車道の安全性が問題となっているが、建設課としてどのように受けとめ、どのような事業を進めていくのか。 1. 市道舗装事業費が昨年と同じく7,000万円計上されているが、7,000万円では年度を超える舗装の計画など毎年蓄積されたものが消化できていないのではないか。 1. ゼロ予算事業のロードスクランブル事業は機能しているのか。また、関係者の意見はどのように集まっているのか。 1. 都市計画道路については、庁内にプロジェクトチームをつくり、早期に着工してもらいたいがどうか。 1. 市道西土器南北線はいつごろの完成を目指しているのか。 1. ガードレール等を破損した加害者が不明の場合、補修の費用はどこから支出しているのか。 1. 港湾建設費について、10港湾でどういう工事を予定しているのか。 1. 逆流防止弁の設置はどのくらい進んでいるのか。 1. 広島の江の浦港については、しわく丸の接岸するところを少し削ってほしいという要望が出ているが、その改良工事は予定されているのか。 1. こんぴら湊-丸亀街道ゾーン整備事業については、単年度ではなし得ない事業だと聞いているが、今年度の着眼点、今後の取り組みの見通しはどうか。また、住民との協議はどのように進めていくのか。 1. うちわの常設展示館、物産館整備事業について、どのようなものを計画しているのか。 1. 都市公園注意看板等改修事業はどういう内容か。 1. 公園マップ作成業務委託料について、地図はどういう目的でつくられ、どういうところにいつごろ配布されるのか。 1. 野球場建設について、今回周辺道路を含めて整備を計画しているが、先般の社会資本整備総合交付金の減額による減額補正の影響はどうなのか。 1. 野球場の維持管理費は年間どのくらいかかる予定なのか。また、野球場の今後の利用計画はどうなっているのか。 1. 技術者の育成計画及び資格を持つ職員の配置状況について。 1. 市営住宅の老朽化が進んでいるが、市の人口規模からどれくらいの戸数が適正と考えているのか。 1. 駐車場特別会計の歳入が前年度より1,000万円減収で計上されているが、理由は何か。 1. 駐車場特別会計で工事請負費が500万円計上されているが、今年度はどのようなものを予定しているのか。また、経年劣化が著しい箇所についてどのように考えているのか。 1. 議案第35号の丸亀市
駐車場条例の一部改正について、なぜ「その他市長が特に必要と認めたとき」という条項を利用せず、第9条の4項を特別につけ加える必要があったのか。 以上であります。 また、各委員より次のとおり要望がありました。 1. 利便性向上のためにも、駅前地下駐車場から市有施設である美術館、図書館へ直接出入りできるように検討していただきたい。 1. それぞれの部署で施行方法の決断や事業計画の判断、判定をするには技術に裏打ちされた人がいなければできないだろうと思うので、技術者の育成や配置には配慮、努力していただきたい。 1. 離島振興のため、離島の要望を今後予算に反映していただきたい。 以上であります。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、
都市整備部に関係する4議案につきましては原案のとおり承認いたしました。 次に、
産業文化部及び
農業委員会に関係する1議案を審査いたしました。理事者から説明を受けた後、各委員より次のとおり質疑がありました。 1. 労政担当については置かないということだが、失業対策も含め、今後どのような考えを持っているのか。 1. ため池ハザードマップ作成業務委託料について、どういう形で業務を委託するのか。また、市の職員がどの程度業務に携わるのか。 1. 満濃池ため池ハザードマップ作成業務負担金はどのようになっているのか。 1. 四国横断自動車道にかかる農道橋補修事業について、これはどういう状況で補修をするのか。 1. せとうち旬彩館物産事業は年1回の開催のようだが、丸亀の物産物を広めるには繰り返し行う必要があるのではないか。また、持ち込む物産物についてはどのように育成していく考えか。 1. せとうち旬彩館は香川県と愛媛県の物産を販売しているが、県との連携はどうなっているのか。また、事業費の内訳はどうなっているのか。 1. 祭り関係の補助金や開催経費等はどういう根拠で増減しているのか。 1. 観光開発事業費が昨年度より増加している理由は何か。 1. 瀬戸内国際芸術祭負担金について、今年度は750万円だが、総額で幾ら負担するのか。 1. 瀬戸内文化芸術支援事業委託料として300万円計上されているが、どのような事業を計画しているのか。 1. サメ対策事業補助金について、ここ数年間の状況はどうなっているのか。また、今年度の増額の利用は何か。 1. 観光丸亀活性化事業補助金について、新規の事業だが、どこへ補助し、どういう形で利用するのか。 以上であります。 また、各委員より次のとおり要望がありました。 1. ため池ハザードマップについては、地元の人の意見を聞きながら地元の人や市職員がきちっと状況把握をした本格的なものになるようお願いしたい。 1. 祭り関係の補助金については、開催している団体と協議をし、意見を聞いて増減するようにしていただきたい。また、計画書や後の金銭的なチェックについてもきちんとした形でしていただきたい。 1. 骨つき鳥については、まだまだ丸亀市の特産品と思われていないので、今後頑張ってPRしていただきたい。 以上であります。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、
産業文化部及び
農業委員会に関係する1議案につきましては原案のとおり承認いたしました。 以上で
都市経済委員会における議案審査の経過並びに結果についての報告を終わります。
○議長(横田隼人君) 20番 生活環境委員長 長友安広君。 〔20番(長友安広君)登壇〕
◆20番(長友安広君) ただいまから
生活環境委員会における議案審査の概要について御報告いたします。 3月9日の本会議において当委員会に付託されました案件は、生活環境部に関係する議案第19号「平成24年度丸亀市
一般会計予算」中の関係部分外8議案であります。
委員会審査は、15日午前9時から
全員協議会室で生活環境部、上下水道部の順で開催し、いずれの議案も原案のとおり承認いたしましたことを、まず申し上げておきます。 以下、順を追って経過並びに結果について御報告いたします。 最初に、生活環境部に関する4議案について審査いたしました。理事者から詳細な説明を受けた後、委員より次のとおり質疑がありました。 1. 資源有価物売買金が昔に比べて減っている理由について。 1. 資源ごみ持ち去り対策の条例化検討について。 1. コミュニティバス路線を変更することについての検討について。 1. 離島振興計画の内訳について。 1. 生活バス路線等の運行維持補助金の減額分を公共交通に関する新たな取り組みに使うことができないか。 1. 公共交通総合連携計画の受け皿となる組織のあり方について。 1. 公共交通活性化協議会を開いて積極的に今後の予定を立てるべきではないか。 1. 利用者の要望を集約する場としてコミュニティバス利用者会議を開催しないのか。 1. 広島路線は運賃をもっと安くできるのではないか。 1. 交差点の注意喚起看板の予算額と過去2年の設置状況について。 1. 自治会の防犯灯電気代補助施策の1年間の総括と予算が減っている理由について。 1. コミュニティへの補助金が減っているとの指摘が市民からあったが、実態はどうなっているのか。 1. 順序、規模などを定めた全体計画があった上でコミュニティ施設を整備しているのか。 1. チャレンジデーの開催内容について。 1. まちづくり計画策定地区と未策定地区に対しての差をどのように考えているのか。 1. 啓発用品製作業務委託料の内容と地域での取り組みについて。 1. 桜谷聖苑の事務は、事務継承の点から、嘱託職員でなく正規職員が行うことを検討すべきではないか。 1. 大気状況の看板の役割は終えたのではないか。 1. 住宅用太陽光発電システム導入促進事業の内容や内訳、見込みなど。 1. 苦情対応時調査業務等委託料の内容について。 1. ごみ処理費について、超過量方式導入の考えはあるか。 1. ふれあい収集を直営で行い、横断的に高齢者に対して優しい施策を考えられないか。 1. 指定ごみ袋の広告掲載を予定しているが、色や形を含めて全体的にごみ袋を見直す考えについて。 1. 粗大ごみ処理シール・指定ごみ袋販売業務委託料のうち、シール分は幾らか。 1. 粗大ごみ処理シールの金種を粗大ごみに合わせて700円、500円、300円とする考えはあるか。 1. 塵芥収集業務は、平成23年と比較してどのように変わるのか。 1. し尿収集業務委託は、平成23年と比較してどのように変わるのか。 1. し尿収集業務の直営と民間委託の割合と今後の予定について。 1. し尿収集業務の時間外勤務と特殊手当の考えと必要性について。 1. 公共施設のし尿収集は平日にできるのではないか。 1. 生涯学習市民講座予算が年々減額されている理由について。 1. スポーツ少年団育成費はどの程度あるのか。また、どのように使われるのか。 1. 地域貢献事業委託料の内容について。 1. プロスポーツPRイベント負担金の内容について。 1. 国保の適正受診に関する啓発チラシの内容はわかりにくいため、利用者の立場に立った啓発内容にすべきではないか。 1. 国保のコンビニ収納について、個人情報がきちんと守られるのか。費用対効果などを考慮して継続するかどうかを検証してもらいたい。 1. 国保の口座振替促進策として何をしているか。また、本市の口座振替率はどの程度か。 1. ジェネリック医薬品の普及促進への取り組みについて、保険証のカバーなどに工夫を施す考えはあるのか。 1. 国保のTPP対応について。 以上であります。 また、次のような要望がありました。 1. 島の実態を調査し、白書をつくり、積極的に離島振興を行っていただきたい。 1. 本島コミュニティバス運行について、地元で運行できるような手法を考えていただきたい。 1. 防犯灯電気代の最初の1カ月分を自治会が払うのは行政目線の施策であり、考え直していただきたい。 1. 平成24年度中に市民の意見を聞いて、ごみ袋の形を検討していただきたい。 1. 粗大ごみの出し方とシールの張り方について、個人はもちろん販売店にも指導、周知をお願いしたい。 1. 趣味的なものも含めて生涯学習を推進し、団塊の世代を元気にし、地域に貢献できるような視点を持って取り組んでもらいたい。 1. 既存の国保加入者に対しても積極的に口座振替に切りかえてもらうよう働きかけ、納付率向上に努めていただきたい。 以上であります。 続いて、討論に入り、2委員より反対討論がありました。 1委員より、議案第19号のうちし尿収集運搬業務委託料について、民間委託が広がり過ぎて災害時の対応が不安視されるという理由で反対するとの討論がありました。 また、別の委員からも議案第19号のうちし尿収集運搬業務委託料について、ほとんどが民間委託となり、市民生活に密着している業務から市の職員が離れていくことに不安を覚える。行政のあり方として直営とすべきであるとの理由で反対すると討論がありました。 したがって、挙手による採決を行った結果、賛成多数で生活環境部に関係する4議案について原案どおり承認いたしました。 次に、上下水道部に関係する6議案を審査いたしました。 まず、理事者から議案第28号の第4条中、建設改良積立金取り崩し額の訂正及び議案第38号中、ろ過池の字句の訂正の申し出があり、これを承認し、訂正後の字句により審査をいたしました。理事者より詳細な説明を受けた後、委員より次のとおりの質疑がありました。 1. 水道事業収益の悪化と給水量が減少した理由について。 1. 浄水場運転管理業務の平成23年度の検証と平成24年度の見込みについて。 1. 水道台帳システム保守更新業務の必要性と内訳について。 1. クレジットカードでの料金収納割合と効果について。 1. ホームページ維持管理業務委託の内容と必要性について。 1. 送水施設連絡管の工事内容について。 1. 水道布設管理者等の基準を国に準じた理由とパブリックコメントを行わなかった理由について。 1. 簡易水道と専用水道の違いについて、基準を掲載する必要があるのではないか。 1. 浄化センター再構築に際し、水温差を利用したエネルギーを利用する考えについて。 1. 電力買い取り制度が導入されるが、小水力発電を導入する考えについて。 1. 下水道長寿命化計画を行った場合、予算規模や国、県の負担割合、公債費の見込みなどについて。 1. 浄化センター再構築にかかわる将来負担と下水道行政全般の見通しについて。 1. 水道料金を見直すスケジュールについて。 1. 水道料金を見直す場合、新たな段階を設定するなど、低所得者対策の考えについて。 1. 基準値内であるものの綾川からジオキサンが検出されたことについてどのように考えているのか。 1. 長柄ダムの底の土壌調査をする考えについて。 1. 長期的対策として浄水場の施設整備の考えについて。 また、次のような要望がありました。 1. 水道料金を見直す場合、手順を踏んで利用実態に即した料金体系をお願いしたい。 1. 長柄ダム放流時の市町連携とダムの水質調査について、県に強く要望していただきたい。 1. ジオキサンの問題について、安全性についてしっかりと市民に知らせていただきたい。 続いて、討論に入りました。 1委員より、議案第19号について、命の水であり知識の継承が求められる浄水場業務は市が直接手がけるべきであり、民間委託について反対するとの討論がありました。 したがって、挙手採決を行った結果、賛成多数で上下水道部に関係する6議案について原案のとおり承認いたしました。 以上、
生活環境委員会における議案審査の経過並びに結果について報告を終わります。
○議長(横田隼人君) 22番 総務委員長 高木康光君。 〔22番(高木康光君)登壇〕
◆22番(高木康光君) ただいまから
総務委員会における議案審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 去る3月9日の本会議において当委員会に付託されました議案は、議案第19号「平成24年度丸亀市
一般会計予算」中の関係部分外6議案であります。審査は、3月14日午前9時から
全員協議会室において、競艇事業部、企画財政部、総務部、選挙管理委員会及び監査委員事務局、会計課、議会事務局の順で行い、いずれも原案のとおり承認いたしましたことを、まず御報告申し上げます。 以下、審査の順を追って、その経過並びに結果について御報告をいたします。 最初に、競艇事業部にかかわる議案第29号「平成24年度丸亀市
競艇事業会計予算」について審査を行いました。理事者より詳細な説明を受けた後、委員より次のとおり質疑がありました。 1. 新スタンドが完成することにより、住民及び選手に対してのセールスポイントは。 1. スカイシートの会員制についての考え方及びその取り扱いについて。 1. 新施設における従業員や警備員の増減及び配置人数について。 1. 競艇場の照明についての考え方は。 1. 内部留保金の基本的な考え方について。 1. Bカードとまるがめポイントクラブ、いわゆるまるポとの関連性について。 1. 競艇事業部長の職責について。また、将来に向けての人材育成について。 1. お互いの集客に向けて、カマタマーレ讃岐など他団体との協力について。 1. 固まった考えではなく、いろいろな意見を集約した上での集客方法について。 1. 市民に親しまれるような愛称募集についての考えは。 1. 新スタンドにおいて街コンなどのイベントを企画する考えについて。 1. 大型映像装置の故障時の対応について。 1. 新スタンドにおけるテナントの応募状況について。 1. テナント厨房機器2,000万円を予算計上に至った経緯について。 1. 競艇場を丸亀市の観光資源として発展させていく考えについて。 1. 顧客別売上内訳及びそれぞれの目標設定について。 1. 全24場の利益再配分についての全国的な動向について。 1. 今後の法定交納付金についての考え方は。 1. 瀬戸内海地区では売り上げが最上位であるが、将来的な売上確保策について。 1. テレビコマーシャルの改善点について。 1. 債務負担行為の内容について。 1. 売店光熱水費の内容及び具体的な検査方法について。 1. 地元自治体協力交付金の内訳について。 1. 企業会計における透明性及び説明責任の確保について。 1. 宣伝などの業務において、事務事業を改善する協議会などを設置する考えは。 1. 新スタンドにおける津波対策について。 以上であります。 また、委員より次のような要望がありました。 1. 若い方だけを集客のターゲットにするのではなく、いろいろな年代の方にも来場していただけるような施設にしていただきたい。 以上であります。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、競艇事業部に関する議案につきましては原案のとおり承認いたしました。 次に、企画財政部に関する審査を行いました。関係する議案は、議案第19号「平成24年度丸亀市
一般会計予算」中の関係部分外4議案であります。理事者より説明を受けた後、委員より次のとおり質疑がありました。 1. 定住自立圏共生ビジョンの策定はその地域の特性を生かすべきと考えるが、その業務を委託する理由について。 1. 定住自立圏構想に係る包括的財政支援について。 1. 定住自立圏共生ビジョン策定までの今後の事務的な進め方について。また、進めていく上で市民と議会とのかかわり方について。 1.
定住自立圏形成協定における中讃広域行政事務組合との関係について。また、地域公共交通に関しての考え方について。 1. 定住自立圏共生ビジョン懇談会委員手当の内容について。また、懇談会の位置づけについて。 1. 定住自立圏構想のあり方及びそれにかかわる議会の役割について。 1. 大手町地区周辺公共施設整備調査事業の目的及び具体的な内容について。 1. 大手町地区周辺公共施設整備調査事業より、まず将来に向けたビジョンを策定すべきではないのか。 1. 家屋現況図作成事業の内容について。 1. 軽自動車税だけでなく、市税の全税目がコンビニ収納できるということであるが、その概要について。 1. コンビニ納付の拡大に関し、コンビニの従業員に対して市からの教育はどのようにするのか。また、トラブル防止策としてマニュアルなどを作成する考えについて。 1. 飯山市民総合センターの電気設備保守点検委託料の内容について。 1. 飯山、綾歌町民の要望などの意見について、集約できているのか。 1. 飯山、綾歌市民総合センターの現状及び今後の位置づけについてどのように考えているのか。 1. 企画財政部として競艇事業会計へのかかわり方について。 1. 富士見坂団地対策基金積立金の今後の取り扱いについての考え方は。 1. 住民生活に光をそそぐ交付金750万円を教育文化体育基金に繰り入れた理由について。 以上であります。 また、委員より次のような要望がありました。 1. 予算書について、より見やすく、またよりわかりやすくするような検討をしていただきたい。 以上であります。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、企画財政部に関する議案につきましては原案のとおり承認をいたしました。 次に、総務部、選挙管理委員会及び監査委員事務局に関する審査を行いました。関係する議案は、議案第19号「平成24年度丸亀市
一般会計予算」中の関係部分外1議案であります。理事者より説明を受けた後、委員より次のとおり質疑がありました。 1. 来年行われる市長、市議選に係る平成24年度予算措置の内容について。 1. 退職者が再就職を希望する場合の対応について。また、臨時職員として再就職した場合の賃金について。 1. 再任用及び再雇用についての基準及び考え方について。 1. 一般職と現業職の給料表について。 1. 臨時保育士など臨時職員の応募状況について。 1. 管理職候補者養成研修制度の応募状況及び登録人数について。また、その研修内容について。 1. 災害などの非常時において、勤務時間外に参集した場合の職員の手当について。また、管理職の場合の取り扱いについて。 1. 昨年の台風時にかかった職員の時間外手当の総額は。また、市職員と消防団員の賃金比較について。 1. 旅費規程における航空チケットの現在の取り扱い及び考え方について。 1. 例規立案検索システムの内容について。 1. 市のホームページについて、フェイスブック導入の考えは。 1. 各課によるホームページ更新は、ばらつきもなく迅速に行われているのか。 1. 広聴広報業務において、市民参加についての考えは。 1. 広報作成業務派遣委託の内容について。 1. 張家港市学生交流事業及び日中国交正常化40周年記念事業の内容及び関連性について。また、今後の交流の展望について。 1. 国際交流協会補助金の内容について。また、国際交流における行事などの活動のほか、日常的な活動はどういうことを行っているのか。 1. LAN配線機器に係る委託料の積算根拠について。 1. 災害時業務継続計画策定支援業務委託の内容について。 1. クラウドコンピューティング導入についての考えは。 1. 人事異動において、女性職員を管理職に登用する考えは。また、各種審議会などへの女性の登用について。 1. 情報公開審査会について、今年度は何回開催されたのか。 1. 職員数が減り、臨時職員、派遣職員や業務委託に切りかわることで職員の経験や知識、技能が乏しくなると思うが、業務の継続性などの観点からどのように考えているのか。 以上であります。 また、委員より次のような要望がありました。 1. 国際交流は日常的な交流が大切であり、民間団体が積極的に参加いただけるよう国際交流協会がそのかけ橋になっていただきたい。 1. 管理職登用に向けて女性職員の育成を図っていただきたい。 以上であります。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、総務部、選挙管理委員会及び監査委員事務局に関する議案につきましては原案のとおり承認いたしました。 次に、会計課に関する審査を行いました。関係する議案は、議案第19号「平成24年度丸亀市
一般会計予算」中の関係部分であります。理事者より説明を受けた後、委員より次のとおり質疑がありました。 1. アルバイトの業務内容及び募集方法について。 1. 支出命令書などの決裁事務の流れ及びその
チェック体制について。 以上であります。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、会計課に関する議案につきましては原案のとおり承認をいたしました。 最後に、議会事務局に関する審査を行いました。関係する議案は、議案第19号「平成24年度丸亀市
一般会計予算」中の関係部分であります。事務局より説明を受けた後、委員より議会改革に伴う議員の視察研修費の減額理由について質疑がありました。 続いて、討論に入りましたが、討論はなく、議会事務局に関する議案につきましては原案のとおり承認をいたしました。 以上で
総務委員会における議案審査の経過及び結果についての報告を終わります。
○議長(横田隼人君) 以上で各委員長の報告は終わりました。 会議の途中でありますが、ここで10分間程度休憩いたします。 〔午前11時06分 休憩〕 ─────────────── 〔午前11時16分 再開〕
○議長(横田隼人君) 休憩前に引き続きまして会議を再開いたします。 先ほどの各委員長報告は、
都市経済委員会、
生活環境委員会及び
総務委員会は原案承認であります。
教育民生委員会は、議案第32号はお手元に配付しております修正案を承認し、その他の議案は原案承認であります。 これより委員長報告に対する質疑に入ります。 各委員長報告に対する質疑の通告はありません。 質疑もないようでありますので、これにて委員長報告に対する質疑を終わります。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 16番 松浦正武君。 〔16番(松浦正武君)登壇〕
◆16番(松浦正武君) 反対討論を行います。 私は、議案第19号「平成24年度丸亀市
一般会計予算」中の、次の関係するものについて反対をいたします。 1つ、保育所の統廃合、民間委託に係る予算、1つ、幼稚園臨時講師賃金について、1つ、学校給食移送業務委託料について、1つ、給食センター調理業務委託料について、1つ、清掃業務のうち、ごみ及びし尿収集運搬業務委託料についてであります。 順次理由を述べて、皆さんの御理解をいただきたいと思います。 1つ、保育所の問題についてであります。 今日まで保育所問題について御議論を重ねてきたところでありますが、経済的効率のみを求めた保育所の統廃合や民営化を改め、子供たちの目線に立ち、文字どおり子供たちが社会の宝、地域の宝としてその地域の皆さんの要望にこたえるための保育行政を求めたいのであります。特に、市長初めとした理事者に次のような声は届いているのでしょうか。塩屋保育所保護者の有志の皆さんから出された嘆願書の意見であります。丸亀市は、保護者との協議が十分でないにもかかわらず、平成24年度に公立保育所を統廃合、民営化しようとしています。市の財政難を子供たちに押しつけ、教育、保育の質を落とすことは賛成できません。1つ、統廃合、民営化対象年齢児の保護者の意見を聞こうともせず、一方的な説明だけの市の対応は横暴過ぎます。保護者の意見を尊重した協議を求めます。1つ、公立保育所の質の高いゆとりある保育の存続、保育士さんが減らないための改善を求めます。1つ、統廃合、民営化の凍結を求めます。子供たちにとって、急ぐのは耐震強度の工事です。統廃合、民営化ではないはずです。1つ、子供たちは、国、市の、家庭の宝です。公立保育所園児を市の重荷のように扱わないでください。1つ、市の財政難のしわ寄せがなぜ保育所なのか。民営化により財政が浮いたら、何がよくなるのでしょう。ただの赤字対策だけではないでしょうか。1つ、コスト削減の箇所はほかにもあるはずです。市の財政がよくなったとしても、預ける側の負担が出てくるようでは意味がないのではないでしょうか。民営化をしてコスト削減になるのは、その費用の大半を占める人件費を削減するからです。保育の安上がりを目的とした民営化は、保育の効率化の名によって公立、私立を問わずに全般的に保育条件、内容を引き下げることにつながります。1つ、これまで熱心に保育してくださった経験豊富な先生方がいなくなるのでは困ります。子育て経験のない先生に子供を任せるのは不安です。保育所は、勉強や習い事をする場だけではありません。1つ、民営化は何よりも保育の質が下がると思います。働いている母親にとって、保育所の先生方はもう一人の母親というべき大切な存在です。先生方は驚くほど一人一人の児童を見守ってくれています。そして、保護者と一緒になって子供たちの成長を喜んでくれています。それもこれも長年の経験や伝統が受け継がれているからだと思います。果たして民営化をして、安い賃金で同じ質の保育が実現されるのでしょうか。全国各地の保育所で民営化によって子供たちに不安を与えているケースが現実に起こっています。先生がいなくなったのは、僕たちが言うことを聞かなかったからなの、先生はいつ帰ってくるの、なれ親しんだ先生がいなくなり、新しい経営者のもとで今までと違う保育内容、指導方法に戸惑いを感じ、幼い心に傷をつけてまで、財政難のために民営化を進めていいのでしょうか。長くなりましたけど、このような声に耳を傾け、どれだけ改善がされたのでしょうか。極めて疑問であります。私は、統廃合、民営化に対して、改めるときだと考えております。 次に、幼稚園現場の実態について大変困難な厳しい状況に立たされています。市民ニーズにこたえ、就学前保育、教育の質的向上を図っていくためにも、正規教諭の配置について求めたいと思います。幼稚園の配置基準では、園長のほか各学級ごとに専任の先生を配置することになっています。現状は臨時の講師で対応されています。それでも不足し、教頭先生もクラスに入るなどの対応が日常的になっています。基準では、特別な事情があるときは3分の1の範囲内を認めているわけでありますが、問題は特別なことが日常になっていることにあります。早期に解決されなければならない立場から、反対をいたしたいと思います。 次に、学校給食についてであります
。 学校給食は、児童・生徒のための大事な教育の一つであることはだれもが認めるところであります。そして、食育が、社会全般にわたって人間が生きていくための欠かせないことの一つとして大きく取り上げられています。その基礎的なところに当たる学校給食は、極めて重要であります。保護者、教職員、栄養士、調理員、配ぜん員等々との連携がなければなりません。大事にされなければならないと思います。また、何よりも児童・生徒の立場に立って判断、決定されねばならないことは当然であります。したがいまして、直営でもって責任を果たしていただきたいのであります。 次に、清掃費のうち、ごみ及びし尿収集業務委託料についてであります。 この仕事についても、毎日の暮らしの中で欠くことのできない大切な業務の一つであります。科学や技術が発達したことと裏腹にその収集や最終処分に当たっても安全で衛生的に収集、処分、管理されなければなりません。行政に責任ある市民サービスの提供が求められているわけであります。また、災害時の対応についても極めて疑問であります。したがいまして、関連する業務委託に反対をいたします。 以上で反対している事業について述べさせていただきました。他の議案につきましては賛成であることを申し上げて討論を終わります。
○議長(横田隼人君) 14番 中谷真裕美君。 〔14番(中谷真裕美君)登壇〕
◆14番(中谷真裕美君) 日本共産党市議団を代表し、反対討論を行います。 反対する議案は、議案第19号「平成24年度丸亀市
一般会計予算」、議案第26号「平成24年度丸亀市
介護保険特別会計予算」、議案第28号「平成24年度丸亀市
水道事業会計予算」、議案第29号「平成24年度丸亀市
競艇事業会計予算」、議案第31号「丸亀市
市民福祉年金条例の一部改正」及び議案第34号「丸亀市
介護保険条例の一部改正」の6議案についてです。 平成24年度予算には、総合計画後期基本計画を初め、今年度多数見直しが行われた福祉、介護、子育て、一般廃棄物処理等、各分野の基本計画をもとに、例えば病児保育の開設や中学卒業までの入院費の無料化、介護予防のための
地域包括支援センターのブランチ設置や住宅用太陽光発電システム設置補助の増額など、私ども日本共産党市議団としても繰り返し求めていた市民の要望に基づく事業が含まれています。これらについては大いに歓迎し、新しい施策が市民の期待に十分こたえるものになるよう積極的に支持することを、まず初めに述べておきたいと思います。 こういった積極面がある一方で、私どもが平成24年度予算の大きな流れとして認めることができないのは、全分野にわたる引き続く職員削減とそれに伴う民間委託の拡大です。平成24年度
一般会計予算では、新しおや保育所が
社会福祉協議会運営の保育所としてスタートします。これまでの民営化のプロセスが行政の都合で翻弄され、保護者合意が尊重されてきたとは言いがたい点とともに、今後安定した保育が市として保障できるのか大変不鮮明なままであり問題です。 また、平成24年度からは、図書館業務についても新たに綾歌図書館が業務委託、移動図書館についても委託にすると言います。これによって、本市の3つの図書館の窓口業務は、同じ市の図書館でありながら、中央図書館は市の直営、飯山図書館は福祉事業団に委託、綾歌図書館は全国展開の民間事業所に委託という3館ばらばらの統一性のない形態としようとしています。これでは、市として3館連携した効果的な図書館運営ができないのではないでしょうか。 また、し尿収集業務でも平成24年度職員を半分以下に減らし、民間委託の範囲を大幅に拡大、市民の飲み水を預かる浄水場管理も職員派遣から包括的民間委託へかえようとしています。これら平成24年度の
一般会計予算、
水道事業会計予算におけるさらなる民間委託の拡大の施策に私たちは反対するものです。 いずれの業務も最前線で市民と直接接し、また市民の命を預かる場所での業務です。こういうところで市の職員の配置がなされなくなると、市として長年の経験や技術や知識が蓄積していくことができなくなります。これは、行政として大きなデメリットです。また、東日本大震災を経て、自治体職員数の削減がいざというときの対応、また復旧作業でのおくれにつながっているとの報告もされています。また、市が進める職員削減は、何も災害時に限らず、日常業務の危機管理上も大きな不安となっています。 平成24年度学校給食センター費では、学校給食センターから各学校へ食器、食缶コンテナを配送する際の配送補助員を6名から1名に削減、これまで2名体制で行っていた給食配送車の運行を1名のみで行うとしています。これまでも繰り返し言ってまいりましたが、この点については学校の現場からも安全性の面で不安の声が上がっているままです。給食調理場を自校方式ではなく、大規模な学校給食センターに集約した限りは、そこから各校への配送体制、また学校での
受け入れ態勢を万全に整えるということは必須条件だと思います。効率化を優先し、配送に必要な人員を削減をすることは、学校給食の安全確保上大問題です。配送補助員の削減を引き起こしてはなりません。 丸亀市の一般行政部門の職員数は、既に類似団体を下回っています。職員がいて当然の部署に、また当然の施設に正規の職員がいない、退職した後は市の職員が補充されていないという状況が、今市民の目からもはっきりとわかるようになっています。これで市民サービスが維持できるのか、民間委託が本当に効果があるのかという疑問が市民から投げかけられています。理事者はこのことを真摯に受けとめていただいて、職員削減、民営化推進の方針を見直すべきではないでしょうか。 さて、このほか平成24年度予算編成においては、防災と社会保障の施策を最優先し、思い切って重点を置いた予算配分にすべきだと私ども求めてきましたが、その件で新年度から本格的に建設を進めると5億円弱の予算計上がされている野球場整備事業費には賛成ができません。総事業費29億円、これに伴うアクセス道路の整備も必要、そして完成後は年間維持費4,000万円という野球場整備をこのまま進めていいのかと立ちどまることが今必要だと考えます。市内の公共施設を見ると、市役所、市民会館、生涯学習センター等耐震化の計画はどうやって財源をひねり出すかも含めて、これから手をつけ始めるという状況です。市民に夢を与える野球場と言いますが、やはり夢よりもまず安全確保の施設整備を優先することが求められているのではないでしょうか。一たん野球場建設は凍結をして、行政機能の中枢となる市役所の耐震化整備を最優先で取りかかるべきと考え、野球場整備事業費に私どもは反対するものです。 また、先日来全国的に痛ましい餓死のニュースが相次ぎ、貧困問題の深刻化、セーフティーネットが機能していない状況が明らかになっています。こういった中で、本市においても扶助費を初めとした社会保障関連予算は、増加傾向にあるから抑制をする、市単独補助は廃止をしていくという方向ではなく、予算総額そのものをふやして市民生活を支えるということが必要と考えます。しかし、今議会それぞれ条例改正も行って遺児年金を廃止、
介護保険料の値上げを行おうとしており、これについては容認することができません。年額1万8,000円の遺児年金の廃止は、ただ削減ではなく、その財源で新たな子育て支援を行うと理事者からは説明がなされましたが、それらの新しい施策は
ひとり親家庭にとってはほとんど恩恵が受けられるものでないことは明らかです。今議会の審議の中で、遺児年金が支給されている
ひとり親家庭の経済状況が大変苦しいという実態を理事者はよく把握をされておりました。それならば、仮にも遺児年金廃止を提案するなら、それに見合う
ひとり親家庭支援の代替策を同時に準備するのが当然ではないでしょうか。 また、
介護保険料も、平成24年度から3年間の保険料を基準額で年間1万3,800円値上げをしようとしています。新しい保険料案では、年間所得が125万円で
介護保険料は6万6,690円、これは余りにも重い負担です。このままでは、低所得の高齢者を中心に、未納者が一段とふえることが心配されます。
委員会審査では、保険料未納者が介護サービスを利用する際は一たん10割の利用料を払わなければならないという説明もありました。これは、未納者は実質制度が使えないということにほかなりません。しかも、その未納者は、普通徴収で25%に上るということも答弁の中にありました。今議会でも改めて求めましたが、だれもが安心できる介護保険の制度にするには、無年金、低所得者の方への保険料利用料の減免制度が必要です。そういった対策もせずに保険料を上げることは、制度を使えない人をさらに生み出すことであり、値上げに反対するとともに、減免制度はつくらないという市のかたくなな態度を改めるよう強く求めたいと思います。 また、市と市民活動団体の連携のあり方がこの間模索されている中で、人権課にかかわる人権問題推進活動委託料714万円、人権問題交流学習事業委託料300万円は、1運動団体への委託料としては依然として突出しています。内容をよく精査し、速やかにあり方を見直すべきと考えます。 次に、平成24年度
競艇事業会計予算では、新スタンド棟の建設、関連機器の設置等の施設改良費に54億7,500万円が計上されています。7月の新設オープンを機に、さらなる収益の拡大を目指すとされていますが、その方針の一つとして、若者、女性、若い家族連れを新しい競艇ファンの対象として獲得しようとしていることは、市が行っている他の施策と相入れません。公営であろうが、財政的な貢献が市にあろうが、ギャンブルであるという本質の問題です。また、全国的に低迷する競艇事業の中で生き残りをかけて展開をしていくということは、今回のような施設改善、新しいシステム対応への機器導入といったようなさらなる投資をずっと続けていくことになると予測されます。現在のような景気動向の中、先行きが不透明な競艇事業でさらなる事業拡大の方向にかじを切ることに私たちは反対をするものです。 以上、6議案に対する日本共産党市議団の反対討論といたします。
○議長(横田隼人君) 以上で通告による討論は終わりました。 ほかに討論はありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(横田隼人君) ほかに討論もないようでありますので、これにて討論を終わります。 これより採決をいたします。 議案第19号から議案第45号までの各案を一括して採決いたします。 件名は事務局長をして朗読いたさせます。 〔事務局長(山本一清君)朗読〕 ─────────────── 議案第19号 平成24年度丸亀市
一般会計予算 議案第20号 平成24年度丸亀市
国民健康保険特別会計予算 議案第21号 平成24年度丸亀市
国民健康保険診療所特別会計予算 議案第22号 平成24年度丸亀市
公共下水道特別会計予算 議案第23号 平成24年度丸亀市
農業集落排水特別会計予算 議案第24号 平成24年度丸亀市
駐車場特別会計予算 議案第25号 平成24年度丸亀市
後期高齢者医療特別会計予算 議案第26号 平成24年度丸亀市
介護保険特別会計予算 議案第27号 平成24年度丸亀市
介護保険サービス事業特別会計予算 議案第28号 平成24年度丸亀市
水道事業会計予算 議案第29号 平成24年度丸亀市
競艇事業会計予算 議案第30号
丸亀市議会の議員その他非常勤の職員の
公務災害補償等に関する条例及び丸亀市
消防団員等公務災害補償条例の一部改正について 議案第31号 丸亀市
市民福祉年金条例の一部改正について 議案第32号 丸亀市
市民福祉医療費助成条例の一部改正について 議案第33号 丸亀市
保育所条例の一部改正について 議案第34号 丸亀市
介護保険条例の一部改正について 議案第35号 丸亀市
駐車場条例の一部改正について 議案第36号 丸亀市
市営住宅設置及び管理条例の一部改正について 議案第37号 丸亀市
水道布設工事監督者の配置基準及び資格基準並びに
水道技術管理者の資格基準を定める条例の制定について 議案第38号 丸亀市水道事業の設置等に関する条例の一部改正について 議案第39号 丸亀市
手数料条例の一部改正について 議案第40号 丸亀市
放課後留守家庭児童会条例の一部改正について 議案第41号
丸亀市立図書館条例の一部改正について 議案第42号 善通寺市との
定住自立圏形成協定の締結について 議案第43号 琴平町との
定住自立圏形成協定の締結について 議案第44号 多度津町との
定住自立圏形成協定の締結について 議案第45号 まんのう町との
定住自立圏形成協定の締結について ───────────────